ホーム » 学生向け » 基礎研究グループ紹介 » 軟骨代謝グループ

軟骨代謝グループ

腰痛・関節痛は患者さんが病院を受診する原因としてもっとも頻度の高い症状の一つです。実際に平成19年度の厚生労働省の国民生活基礎調査でも男性では腰痛・肩こり、女性では肩こり・腰痛・関節痛がともに最も頻度の高い症状として統計学的に報告されています。これらの痛みの原因には様々なものがありますが、整形外科で扱う関節痛の頻度が圧倒的に高いことが判っています。膝関節や股関節のみならず脊椎の椎間関節には関節軟骨、滑膜など独特の組織があり、これらの破壊や病変が関節痛の原因になっています。また、腰痛の中には、椎間板という独特の解剖学的特徴をもつ軟骨の加齢的変化、すなわち椎間板変性によるものも多く含まれています。

軟骨代謝グループでは、軟骨の代謝・関節リウマチ等にみられる滑膜炎の病態を研究することにより、関節障害に対する新しい治療法を開発することを目的に研究を行っています。

現在は、土持兼之・永吉隆作・谷口 昇・浜田 隆・泉 俊彦・嶋田博文・河村一郎のスタッフで、変形性関節症の軟骨代謝と関節リウマチの滑膜炎の機序に焦点を絞って基礎的研究を推し進めています。

等研究グループの特徴は、国内外の基礎研究施設に長期留学した経験をもつ複数のPhDによりオープンな議論を行い、所属大学院生の博士論文作成を目指している点にあります。また、各メンバーの留学先のBossとの関係も極めて良好で、多くの留学生や共同研究も並行中です。大学院生でもほとんどの人は整形外科医として力をつけることが最終目標ですから、この目標から逸脱しないようにグループで協力して、研究のできる環境を作っています。

当グループの主な学外共同研究施設

  • Harvard Medical School/Beth Israel Deaconess Medical Center(Boston)
  • Hospital for Special Surgery(New York)
  • Scripps Research Institute(San Diego)
  • Kennedy Institute of Rheumatology(London)
  • 聖マリアンナ医科大学難病治療センター