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鹿児島大学整形外科 受賞一覧

年度 受賞名 受賞者
H12 Mario Boni Award Satoshi Nagano
日本癌学会奨励賞 今村健志
3本スパイク・セメントレス人工股関節共同研究開発(JOHP)に関する研究助成 谷口良康
平成12年度日本股関節研究振興財団研究助成金 横内雅博
第13回日本脊椎脊髄病学会奨励賞(大正Award) 松永俊二
西日本脊椎研究会奨励賞 松永俊二
鹿児島大学整形外科奨学会奨励賞 松永俊二
鹿児島大学整形外科奨学会奨励賞 前田真吾
H13 第15回日本軟骨代謝学会学会賞 前田真吾
鹿児島大学整形外科奨学会 奨励賞 今村健志
鹿児島大学整形外科奨学会 奨励賞 瀬戸口啓夫
鹿児島大学整形外科奨学会 奨励賞 土持兼之
中冨健康科学振興財団 研究助成賞 小宮節郎
第17回日本整形外科学会基礎学術集会 最優秀展示賞 松永俊二
H14 平成14年度日本脊椎脊髄病学会奨励賞(大正Award) 松永俊二
財団法人臨床薬理研究振興財団 谷口 昇
山田科学振興財団長期派遣援助受賞 瀬戸口啓夫
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞・酒匂賞 谷口 昇
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 本部卓志
鹿児島大学整形外科奨学会 酒匂賞 井尻幸成
鹿児島大学整形外科奨学会 酒匂賞 瀬戸口啓夫
財団法人「がんの子供を守る会」 平成15年度小児がん治療研究助成賞 横内雅博
Cervical Research Society Award Shunnji Matsunaga
H15 Cervical Research Society Award Takao Setoguchi
財団法人整形災害外科学研究助成賞 下小野田一騎
中小企業経営革新等対策費補助金 土持兼之
西日本脊椎研究会奨励賞 丸山裕之
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 前田真吾
鹿児島大学整形外科奨学会 酒匂賞 永野 聡
H17 日本整形外科学会 学会奨励賞 前田真吾
日本リウマチ財団 リウマチ性疾患調査・研究助成賞 谷口 昇
第37回日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会 優秀ポスター賞 村山 隆
第37回日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会 優秀ポスター賞 神囿純一
北辰研究奨励賞 前田真吾
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 神囿純一
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 永吉隆作
鹿児島大学整形外科奨学会 酒匂賞 土持兼之
H18 学術振興会海外特別研究員 永野 聡
リウマチ研究奨励賞 井尻幸成
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 井尻幸成
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 あべ松昌彦
H19 The Grant from Arthritis National Research Foundation Noboru Taniguchi
財団法人日本股関節研究振興財団 研究助成賞 井尻幸成
鹿児島大学大学院医歯学奨励賞 あべ松昌彦
鹿児島大学大学院医歯学奨励賞 神囿純一
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 有島善也
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 東福勝宏
H20 New Investigator Recognition Awards(NIRA) 54th Annual Meeting of the Orthopaedic Research Society Takao Setoguchi
Young Investigator Award,World Congress on Osteoarthritis2007,Osteoarthritis Research Society International Noboru Taniguchi
Arthritis National Research Foundation,2008-2009 Grant Noboru Taniguchi
New Investigator Recognition Award, 6th Combined Meeting of the Orthopaedic Research Societies Noboru Taniguchi
財団法人整形災害外科学研究助成財団 マルホ奨励賞 谷口 昇
財団法人整形災害外科学研究助成財団 アルケア奨励賞 土持兼之
平成20年度 日本脊椎脊髄病学会 アジアTraveling Fellowship 井尻幸成
35th. Cervical Spine Research Society Annual Meeting: 3rd. place Clinical Research Award Shunji Matsunaga
社団法人日本損害保険協会 特定2007年度研究助成 米 和徳
鹿児島大学整形外科奨学会 酒匂賞 東福勝宏
H21 第23回日本整形外科学会基礎学術集会優秀演題賞 永野 聡
日本骨代謝学会学術賞 今村健志
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 濱田 隆
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 竹之内剛
H22 第15回日本軟骨代謝学会賞 谷口 昇
日本リウマチ学会奨励賞 谷口 昇
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 田中源幸
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 冨永博之
H23 平成22年度若手研究者及び女性研究者に対する研究助成 棈松昌彦
第29回日本骨代謝学会学術集会 優秀ポスター賞 永尾宗子
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 川畑英之
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 泉 俊彦
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 川添泰臣
H24 平成23年度 日本整形外科学会 奨励賞 棈松昌彦
第5回桜ヶ丘地区基礎系研究発表会 優秀演題賞 永尾宗子
Orthopaedic Research Society(ORS)2012, Muscloskeletal Tumor section Best Poster Award Shunsuke Nakamura
(財)整形災害外科研究助成財団 平成23年度研究助成財団奨励賞 河村一郎
日本軟骨代謝学会 ANZBMS2012 Travel Award 今村勝行
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 川畑英樹
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 川畑直也
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 上野宜功
H25 公益財団法人日本股関節研究振興財団 平成24年度研究助成 前田真吾
第6回桜ヶ丘地区基礎系研究発表会 優秀発表賞 中村俊介
公益財団法人細胞科学研究財団 平成25年度研究助成 前田真吾
第31回日本骨代謝学会学術集会 優秀ポスター賞 瀬戸口啓夫
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 佐々木裕美
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 河村一郎
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 藤元祐介
H26 Australian and New Zealand Bone and Mineral Soxiety ANZBMS 2013 Travel Award Takao Setoguichi,
Australian and New Zealand Bone and Mineral Soxiety ANZBMS 2013 Travel Award Katsuyuki Imamaura
The 23rd Korean-Japanese Combined Orthopaedic Symposium, Best Poster Award Arisa Tsuru
整形災害外科学研究助成財団 平成25年度研究助成 旭化成ファーマ奨励賞 今村勝行
整形災害外科学研究助成財団 平成25年度研究助成 財団奨励賞 鶴 亜里紗
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 中村俊介
H27 平成27年度 日本整形外科学会 学術賞 小宮節郎
第29回日本整形外科学会基礎学術集会 優秀賞(一般口演の部) 今村勝行
第29回日本整形外科学会基礎学術集会 最優秀賞(ポスター演題の部) 永田政仁
第128回西日本整形・災害外科学会学術集会 優秀ポスター賞 永田政仁
平成27年度鹿児島県医師会医学研究助成 冨永博之
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 松野下幸弘
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 永田政仁
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 冨永博之
H28 第21回日本軟骨代謝学会賞 栫 博則
第9回桜ヶ丘地区基礎系研究発表会 優秀発表賞 八尋雄平
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 松山金寛
鹿児島大学整形外科奨学会 宮崎賞 齋藤嘉信

 

 

研究に関するお知らせ

 

【研究課題名】
人工骨頭ルーズニングにおける不顕性感染の研究
【研究代表者】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
近未来運動器医療創生学 特任准教授 瀬戸口啓夫
【対 象】
2006年4月より2014年3月までに鹿児島大学医学部・歯学部附属病院を受診され、人工骨頭ルーズニングの診断にて人工骨頭抜去術や人工股関節再置換術を受けた方が対象となります。
【研究機関名】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科整形外科学分野
【目 的】
人工骨頭緩みにおける不顕性感染の評価
【方 法】
①診断・術前計画のために施行した画像の使用
術前評価のために撮影したレントゲン・CTで人工骨頭の緩みを計測します。②術中病理標本の使用
人工骨頭再置換時に採取されていた組織を用いて細菌の同定を行います。また病理的にポリエチレン摩耗粉の混入の有無を評価します。
【意 義】
人工骨頭には耐用年数があります。耐用年数が来て、緩んできた際には再置換術を行います。無菌性の緩みであれば、一期的に再置換術を行いますが、感染性緩みであれば二期的置換術が一般的です。旧式の人工骨頭は機械的負荷やポリエチレンの摩耗により、早期の無菌性緩みが多いことが報告されています。しかし、近年の改良された人工骨頭でも早期に緩みを生じる症例があり、原因の詳細は不明です。我々はこれらの無菌性の早期緩みと考えられている症例に不顕性の感染が生じている可能性があると考えて検討を行います。
【個人情報の扱い】
調査結果の発表や出版に際しては個人が特定されるような情報は掲載しません。得られた資料は研究課題名以外の研究には使用しません。個人情報は鍵のかかる保管庫で管理し、研究終了後に破棄します。
【拒否の機会について】
本研究の対象となることを拒否したい場合には、遠慮なく問い合わせ先にご連絡ください。
【問い合わせ先】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
近未来運動器医療創生学 特任准教授 瀬戸口啓夫(せとぐちたかお)〒890-8544 鹿児島市桜ヶ丘八丁目35番1号
TEL:099-275-5381 FAX:099-265-4699

 

研究計画書

1.研究課題名
転移性骨腫瘍患者における画像診断の有用性の研究
2.研究機関名と研究代表者および研究分担者氏名、研究実施の場所
1)研究機関名 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
2)研究代表者 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 近未来運動器医療創生学
  特任准教授 瀬戸口啓夫
研究分担者 鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 整形外科学分野
教授 小宮節郎
講師 永野聡
鹿児島大学病院 整形・運動機能センター 整形外科・リウマチ外科
医員 嶋田博文
医員 佐々木裕美
3)研究実施の場所 鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 整形外科学
鹿児島大学病院 整形外科 病棟
3.研究対象者(協力者)の選定の方針
2006-2018年までにおいて鹿児島大学病院及び大学関連病院を受診し、転移性骨腫瘍
の診断・治療を受けた患者さんを対象とする。 (約1000症例)
4.研究の意義
以前はほとんど予後が期待できなかった転移性骨腫瘍患者でも、分子標的治療薬、手術、化学療法、放射線治療等の効果的な組み合わせで、生命予後やQOLの向上が期待できるようになってきた。診断の遅れや治療開始遅延は、長管骨の病的骨折や椎体病変の拡大による脊髄麻痺などの合併症につながり、転移性骨腫瘍患者のQOLを著しく損ない手術療法もかなり困難となる。従って、一刻も早い診断と、集学的治療の開始が必要と考える。この研究は、原発不明転移性骨腫瘍患者の早期原発巣診断と治療開始のプロセスを得る事を目的とする。早期治療法の開始につなげられる可能性を有し、医学上の意義は大きいと考えられる。
5.研究の目的
転移性骨腫瘍患者さんの画像を用い比較検討し、共通因子を発見することで、早期診断
及び早期治療開始への過程を検討する。
6.研究方法
検査・診断・治療の過程で得られた画像・カルテ所見を利用する。
●画像(X-p・エコー・CT・MRI・シンチグラフィー・PET-CT等)及びカルテを参照し、共通因子などを比較検証する。
7.研究実施に際しての倫理的配慮
 対象者のプライバシーを完全に守るために、研究代表者及び研究分担者は解析結果の発表や出版に際しては個人が特定されるような情報は掲載しない。得られた資料はすべて連結可能匿名化することとし、研究計画書に記載した以外の研究には使用しない。
個人情報を含む資料は鍵のかかる保管庫で管理し、研究終了後廃棄する。
8.研究対象者に同意を得る方法
本研究方法は「人体から採取された試料を用いない研究」であり、文部科学省
・厚生労働省の「疫学研究に関する倫理指針 第3の1(2)②ア及びイ」の「既存資料等以外及び既存資料のみを用いる観察研究の場合」に該当するので、当該指針の規定により、研究対象者からインフォームド・コンセントを受けることを必ずしも要しない。本研究の意義、目的、方法、問い合わせ先等を含む研究の実施について、ホームページ、ポスター等で情報公開を行い、拒否の機会を提供する。前向きの患者については、別紙「研究に関するお知らせ」を用いて説明する。
9.研究期間・データの保管方法および研究終了後のデータの取り扱い
研究期間は本倫理審査の承認日から平成31年3月末までとする。研究期間の延長が
必要な場合は再度申請を行う。
提供された資料は本研究のためのみに使用することとし、研究終了後、コンピュータ上のデータは個人情報を含まないデータを保存し、個人情報を含むその他の資料はシュレッダーにより細断後、廃棄する。
10.研究終了報告書等の提出について
本研究が終了した際は「疫学研究終了報告書」を大学院医歯学総合研究科長を通じ倫理委員会に提出する。
11.期待される医学上の貢献
本研究により原発不明転移性骨腫瘍患者の診断の過程が定まれば、原発巣の早期診断や早期治療開始につながると期待できる。

 

(情報公開内容)

研究に関するお知らせ
【研究課題名】
転移性骨腫瘍患者における画像診断有用性の研究
【研究代表者】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
近未来運動器医療創生学 特任准教授 瀬戸口啓夫
【対 象】
2006年以降に、鹿児島大学病院およびその関連病院を受診され、転移性骨腫瘍の診断・
治療を受けた方を被験者として選定しています。
【研究機関名】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科整形外科学分野
【目 的】
転移性骨腫瘍患者さんの画像を用い比較検討し、共通因子を発見することで、早期診断及び早期治療開始への過程を検討します。
【方 法】
検査・診断・治療の過程で得られた画像・カルテ所見を利用する。
●画像 (X-p・エコー・CT・MRI・シンチグラフィー・PET-CT等)及びカルテを参照し、共通因子などを比較検証します。
【意 義】
以前はほとんど予後が期待できなかった転移性骨腫瘍患者さんでも、分子標的治療薬、手術、
化学療法、放射線治療等の効果的な組み合わせで、生命予後やQOL(生活の質)の向上が期待できるようになってきました。診断の遅れや治療開始の遅れは、四肢の骨の病的骨折や脊椎の病変の拡大による脊髄麻痺などの合併症につながり、転移性骨腫瘍患者さんのQOLを著しく損ない手術療法もかなり困難となります。従って、一刻も早い診断と、集学的治療の開始が必要と考えます。
この研究は、原発不明転移性骨腫瘍患者さんの早期原発巣診断と治療開始の過程を得る事を目的としています。早期治療法の開始につなげられる可能性を有し、医学上の意義は大きいと考えられます。
【個人情報の扱い】
調査結果の発表や出版に際しては個人が特定されるような情報は掲載しません。
得られた資料は研究課題名以外の研究には使用しません。個人情報は鍵のかかる保管庫で管理し、研究終了後に破棄します。
【拒否の機会について】
本研究の対象となることを拒否したい場合には、遠慮なく問い合わせ先にご連絡ください。
【問い合わせ先】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
近未来運動器医療創生学 特任准教授 瀬戸口啓夫(せとぐちたかお)〒890-8544 鹿児島市桜ヶ丘八丁目35番1号
TEL:099-275-5381 FAX:099-265-4699

 

(情報公開内容)

研究に関するお知らせ
【研究課題名】
人工股関節寛骨臼コンポーネント設置のための寛骨臼横靱帯の術前計測有用性に関する研究に関する研究
【研究代表者】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科近未来運動器医療創生学 特任准教授 瀬戸口 啓夫
【対 象】
本倫理審査の承認日から平成28年3月末の期間に鹿児島大学医学部歯学部附属病院整形外科にて人工股関節置換術を受けた方が対象となります。
【研究機関名】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科先進医療科学専攻
運動機能修復学講座 整形外科学分野
【目 的】
寛骨臼横靱帯走行の個人差評価
【方 法】
診断・治療のための検査や通常の診療の過程で得られた画像を利用します。術前評価のために撮影したX線での立位全脊椎側面像と同じく術前評価のために施行したCTでの脊椎、股関節から寛骨臼横靱帯の角度を計測します。
【意 義】
人工股関節置換術において寛骨臼側コンポーネントの正確な設置は重要であり、アライメント異常は術後脱臼やインプラントの摩耗やゆるみの原因となりえます。術野においてカップ設置の参考となりうるものとして寛骨臼壁の形態、底や横靱帯が有用であるとの報告がありますが、横靱帯の形状は性別、既往歴などにより個人差も大きく仰臥位と立位での骨盤の傾きとの関係についても不明な点が多い状態です。
そこで当科で人工股関節手術を行った症例での術前X線、CTから横靱帯の仰臥位と立位での角度を計測し術中寛骨臼コンポーネント設置における指標となりうるかを評価します。
【個人情報の扱い】
調査結果の発表や出版に際しては個人が特定されるような情報は掲載しません。得られた資料は研究課題名以外の研究には使用しません。個人情報は鍵のかかる保管庫で管理し、研究終了後に破棄します。
【拒否の機会について】
本研究の対象となることを拒否したい場合には、遠慮なく問い合わせ先にご連絡ください。
【問い合わせ先】
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
近未来運動器医療創生学 特任准教授 瀬戸口 啓夫 (セトグチ タカオ)〒890-8544 鹿児島市桜ヶ丘八丁目35番1号
TEL:099-275-5381 FAX:099-275-4699

 

Risk Factors for Venous Thromboembolism After Spine Surgery
Hiroyuki Tominaga, Takao Setoguchi, Fumito Tanabe, Ichiro Kawamura, Yasuhiro Tsuneyoshi, Naoya Kawabata, Satoshi Nagano, Masahiko Abematsu, Takuya Yamamoto, Kazunori Yone, Setsuro Komiya Medicine. 94(5):e466, February 2015. インパクトファクター4.867点(2014年)
【要旨】
人工関節置換術、大腿骨近位部骨折に対して、静脈血栓塞栓症(VTE)予防目的で術後抗凝固薬投与が推奨されているが、脊椎術後では硬膜外血腫が危惧され推奨されていない。しかしながら脊椎術後のVTEは関節術後と同程度発生しており脊椎術後のVTE形成危険因子を特定することは重要である。
今回我々は脊椎術後のVTEの発症頻度とその危険因子について検討した。
対象は2012年6月から2013年8月まで脊椎手術を行い術後1週の時点で下肢エコーを行った80例である。 VTEの発生率は、25.0%(20/80の患者)であった。
部位は肺動脈1例、浅大腿静脈1例、膝窩静脈2例で他18例はひらめ静脈で発生していた。 血栓群の危険因子は術前歩行不能症例(オッズ比4.829 95% CI 1.534-15.204 p=0.007)と年齢(オッズ比1.058 95% CI 1.007-1.112 p=0.025)であった。 また術前歩行不能症例は術前歩行可能症例と比べて術後歩行訓練開始日が有意に遅れていた。 今回の報告で深部静脈血栓症の多くは下腿以下に発生しており、1例肺塞栓を認めるもののスクリーニングすることにより無症候の状態で治療できた。 術前歩行不可例など高リスク群に対して術後の早期スクリーニングが有用であり術後早期歩行訓練がVTE予防の上でも重要である。