2024-04-26

鹿児島大学 整形外科学教室

Department of Orthopaedic Surgery Kagoshima University

先輩からのメッセージ

令和5年入局

皆様こんにちは。令和5年度入局の上原祥平です。私は、鹿児島大学を卒業し、今村総合病院で初期研修を終え、整形外科に入局しました。

整形外科に入局した理由は明らかで、患者さんの満足度がとても高いと感じたからです。機能改善を目指す手術が多いので、より失敗できない緊張感はありますが、日々充実しています。

もうすぐ整形外科医として1年が経とうとしています。1年目は大学病院勤務で関節、腫瘍、脊椎グループで多彩な整形外科疾患の治療に携わり、日々勉強の毎日です。気さくで明るい先輩医師が多く、日々楽しく過ごさせてもらっています。大学病院に集まる症例は困難なものが多い印象ですが、勤務の三分の一ぐらいは市中病院で外来や手術のお手伝いをさせていただいおており、primaryな患者さんを診る機会も多いです。つい最近、プロスポーツのスポーツドクターのお仕事を頂き、貴重な経験を積むことができました。とてもいいバランスで働かせていただいています。

来年度からは鹿児島市立病院勤務予定です。高エネルギー外傷などまた他の病院ではなかなかない症例も経験できると思うので今からワクワクしています。

学生さん、初期研修医の皆さん、進路に迷っている方も多いと思います。医学部の勉強で整形外科を深く学ぶ機会はそれほど多くないと思いますので、整形外科に少しでも興味があったらクリクラや初期研修でもう一度整形外科を回ってみてください。

皆さんにお会いできる日を待っています!

令和5年度入局 上原祥平

はじめまして、私は令和3年に鹿児島大学を卒業し、その後2年間の初期研修を鹿児島大学病院で経て、鹿児島大学整形外科教室に入局しました。初期研修のプログラムを通じて様々な病院での経験を積んでいく中で、整形外科の面白さとその需要の高さに気づき、躊躇なく整形外科への入局を決断しました。

半年間の大学病院での勤務を経て、現在は出水総合医療センターで患者さんと楽しくワイワイやりながら、時に真剣に外来や手術に携わり充実した毎日を過ごさせてもらっています。

整形外科の魅力は、日常生活に困っている患者さんが元気になっていく過程を目にすることや、若い段階から執刀医として活動でき、患者さんからの感謝の言葉を頂くことが多いことが挙げられます。

まだ専門を悩んでいる方は、一度整形外科での研修を経験してみてください。学生時代には味わえなかった整形外科の楽しさを、実際に体験してみてください。一人でも多くの仲間が増えることを切に願っています。

亀之園智大

令和5年度入局の谷口舞と申します。

鹿児島大学を卒業後、鹿児島大学病院で研修を行い鹿児島大学整形外科へ入局いたしました。

学生時代から漠然と外科系診療科に興味はありましたが、整形外科は何となく「大変そう」、「力がいりそう」といった印象があり、敬遠しておりました。しかしながら、研修中に整形外科ローテーションを行った際に手術をたくさん経験させていただき、今までの印象が偏見であったと思いました。また、整形外科の慢性疾患から外傷まで取り扱う分野の幅広さに興味をもちました。痛みで日常生活に困っている患者さまや、救急車で搬送されてきた外傷の患者様が歩いて退院する姿をみて、とてもやりがいがある診療科だなと思いました。

現在は毎日新しいことを学ぶ日々であり、充実した毎日を送っています。日常の診療から外傷の手術プランまで、親身になって一緒に考えてくださる先輩方がたくさんいます。興味のある方も、外科系診療科に苦手意識のある方も是非気軽に一度研修に来てみてください。一緒に働ける日を楽しみにしております。

令和5年度入局 谷口舞

令和5年度入局の森元亮です。

令和3年に鹿児島大学を卒業し、鹿児島市立病院で初期研修を行いました。

元々外科系に興味がありましたが、なかでも手術を通して患者さんのADL改善に貢献できる整形外科に魅力を感じ入局を決意しました。

入局後は鹿児島大学半年間働いた後におぐら病院で働かせていただいております。

入局してからわずか一年足らずではありますが、執刀、外来、病棟管理と任せてもらっています。もちろん一年目でわからないことばかりではありますが、困ったときには相談にのってもらったりと周りの先生方に支えていただきながら日々充実した生活を送っています。

整形外科の魅力は、若手の頃から執刀を行い患者さんの治療に直接関わることができるところだと思います。また、治療を通して患者さんがよくなってもらえることが多いのもやりがいを感じることができ、大きな魅力です。

整形外科に少しでも興味のある方は、是非研修に来てください。きっと外から見る整形外科のイメージはまた違った魅力を感じることができると思います。

一緒に働けるのを楽しみに待っています。

令和5年度入局の吉元秋穂と申します。

鹿児島大学卒業後、鹿児島医療センターで研修を経て、入局しました。

入局1年目の現在、鹿児島大学病院で勤務させていただいております。上肢、下肢、腫瘍、脊椎という4つの部門に分かれており、それぞれ専門知識をもった先生方が色々指導してくださるので日々勉強になる毎日です。

また外傷の症例では、入局1年目でも執刀させていただく機会があり、先生方から整形外科の基礎から学び、充実した日々を過ごしています。

整形外科はADLを大きく改善できるという魅力があると思います。身動きが取れず救急車で運ばれてきた患者さんが、手術翌日から歩く練習を始める姿を見ると、大変やりがいのある診療科だなと思います。

またスポーツにも密接に関わることのできる診療科でもあり、当院でもスポーツを専門としている先生方が複数名いらっしゃいます。

興味を持っていただけたようであれば、ぜひ一度整形外科で研修してみてください。

見てくださった皆さんと一緒に働ける日が来るのを心待ちにしています。

令和5年度入局 吉元秋穂

こんにちは、令和5年度入局の米澤嘉紘です。

鹿児島大学を卒業し、鹿児島大学病院で初期研修を行い整形外科に入局しました。

当科は若手のうちから執刀させて頂けるのが魅力の1つで、自分は1年間で80件程執刀させていただきました。怪我をした方が見違えるように元気になって帰る姿は大きなやり甲斐になります。

整形外科の中でも専門領域が沢山あるので、自分に合う領域を探して極めることも楽しみの1つです。また、明るい先輩方が多い科なので楽しく働くことができます。皆さんと一緒に働ける日が来るのを心待ちにしています。


令和4年入局

私は、鹿児島大学を令和2年に卒業し、鹿児島大学病院で初期研修を行い、令和4年に鹿児島大学整形外科医局に入局しました。

初期研修では、内科やマイナー外科領域を中心に研修期間に回りました。最終的に整形外科に決めた理由は、人の機能に関わる手術により患者様の身体的な苦痛を大きく改善させることができることに魅力を感じたからです。特に術後の病棟や外来では手術により苦痛を解消でき、満足される患者様の姿が印象的です。

大学病院での入局1年目は、各分野(腫瘍、脊椎、関節)を回りました。大学病院では難しい症例が集まってくるため、ひとつひとつの症例を全員で共有し、手術プランを患者にとって最適な方法で選択していきます。より良い医療を提供するための努力が詰まっており、整形外科医としての基礎を勉強させてもらっています。また、先輩医師には多くの分野のスペシャリストがいます。整形外科専門医取得後にどのような分野を専門としていくのかイメージが湧きやすく、各分野の魅力を体感することができます。

個人的なことですが、私は小学校から大学まで野球を部活動で続けてきました。当科では、野球以外にもさまざまスポーツで取り組みがありますが、野球経験者として私はこの一年間に小中学生を対象にした野球教室・障害予防のエコー健診、高校野球の投手を中心としたメディカルチェック、プロ野球スポーツのキャンプ視察の帯同などを経験させていただきました。想像していた以上にスポーツ分野との関わりも多く、普段の業務とは違った世界も経験することができました。

以上、簡単に当科の魅力について書かせていただきましたが、各科それぞれに違った魅力があり、自分が何科に進むかはすごく悩むと思います。私自身も悩んだ挙句、期限が迫ってくるプレッシャーから科選択を勢いで決めた部分があります。整形外科は全身にわたる領域であり、入局後も自分に合う領域を求めて模索することができます。豊富な領域があるため、皆様に合う領域が必ずあるはずです。見てくださっている皆様と同じ場所で働けることを楽しみにしております。

整形外科 岩下

こんにちは、令和4年度入局の中川尚弘です。

私は山梨大学を卒業後、地元である鹿児島へ帰ってきました。

2年間の初期研修は鹿児島市立病院で行い、鹿児島大学病院整形外科へ入局しました。

学生の頃から怪我で悩むことも多く、興味のある分野であり、初期研修の2年間で様々な外傷を経験させていただき整形外科に入局することを決意しました。

入局1年目の現在は鹿児島大学病院にて日々精進しています。

整形外科医として働き出して感じたことは、患者さんのQOLに大きく関わっておりやりがいがあるということです。足の痛みを訴え、歩くことも出来なかった方が手術後に笑顔で歩いて帰って行くのを見ると頑張ってよかったなと実感します。

また若手のうちから執刀することが多いのも魅力の1つだと思います。

上級の先生方も面倒見がよく、気さくな方ばかりなのでわからないことや執刀で困った場合はサポートしてくれるのでとても心強く安心して医療を行うことができます。

ぜひ一度整形外科で研修してみてください。

座学では学べない楽しさがたくさんあると思います。皆さんと一緒に働ける日が来るのも心待ちにしています。

令和4年度入局 中川尚弘

出身地:鹿児島県

出身校:近畿大学

好きな食べ物:唐揚げ

趣味:旅行

初めまして。2022年度新入局員になりました橋口大雅です。
大学が大阪の方でしたので研修医から鹿児島に帰ってきました。
南風病院で研修し当初より進路先に考えていた鹿児島大学整形外科医局に入局させていただきました。

大学で一年学ばせていただきまして、来年度から大学関連病院でお世話になります。後輩の皆さんとどこかで働くことがあると思いますが、その時はお酒を飲みながら一緒にストレスをぶちまけましょう。楽しくも大変な日々が社会人の常ですが、先輩としてできるアドバイスは分からないことは相談するということです。自分はアホすぎて怒られてばかりいますが頼りになる先輩ばかりなので、相談しつつ、学ばせていただき、共に成長していきましょう。


令和3年入局

令和3年度入局の中村美順と申します。鹿児島県出身で鹿児島大学卒業、鹿児島大学にて初期臨床研修を終え、整形外科に入局させていただきました。

なんとなく整形外科、といえば「力!」「体力!」というイメージがあり(あくまでイメージです)、学生時代、研修初期は文科系一筋の人生の自分が進むとは露にも思っていませんでした。正直誠に勝手な先入観から自分から最もかけ離れた診療科とさえ思っていました。しかし研修中に整形外科をローテートする機会があり、どの地域・年代においても圧倒的に需要が多いことに気づき、また身体の解剖・機能に基づく診療の面白さ、入局後の専門の道の広さに惹かれ、思い切って飛び込むことにしました。

入局後は現在外病院にて勤務しております。毎日学ぶことばかり、周囲に助けられてばかりの日々ですが、周囲の方々のおかげで楽しく過ごさせて頂いております。整形外科の先輩方はいい意味でさっぱりしており、気兼ねなく質問することができます。患者さんを診療するにあたり手術や投薬はもちろんですが、それ以外にも生活指導や体操・ストレッチなど、自分の知識があればあるほど患者さんのためにできることが無限に広がることが日々学ぶモチベーションになり、だからこそもっと勉強したい!と思う日々です。

自分自身まだ整形外科としての道を歩み始めたばかりですが、これからもっと成長できるように頑張ろうと思っています。整形外科に興味のある方(特に女医さん)、皆さんと一緒に働けることを楽しみにしております。

令和3年度入局 中村美順

令和3年度入局の澤園と申します。

私は平成31年に鹿児島大学を卒業し、鹿児島大学での2年間の初期研修を経て、令和3年度に鹿児島大学整形外科に入局させて頂きました。

私はもともと整形外科を志して医学部に入学したわけではなく、実家が整形外科ということもなく、整形外科入局を決めたのは初期研修2年目になってからでした。外科系に進みたいという気持ちは早くからありました。整形外科入局の決め手は、学生時代の実習やポリクリ・クリクラで様々なopeに入らさせて頂きましたが、稚拙な表現となってしまいますが、整形外科のopeが一番ダイナミックで自分でもやってみたいと強く思うようになったからでした。研修医や学生の方は入局先で心悩ませている方も多くいらっしゃるかと思いますが、直感で決めるのも悪くないと、整形外科に入局させて頂いて感じております。

私は地域枠出身の医師であり、鹿児島大学整形外科医局と地域枠の相性はとても良いと考えております。医局の派遣先に県知事指定病院が多数あることはもちろん、先輩に地域枠出身の先生が多数いらっしゃるので、医局もしっかりと地域枠の事を理解してくださっていて対応して頂けていると思います。

入局1年目の現在、私は川内市医師会立市民病院に勤務させて頂いております。手術件数も多く、外来、病棟業務など慣れない仕事に慌ただしい毎日を送っておりますが、整形外科上級医の熱い指導のもと、とても充実した毎日を過ごしております。憧れだった執刀医もさせて頂くようになり、月並みな表現ですが、やりがいもとても感じています。

整形外科に入局し、この気持ちを共有できる仲間が増えることを心待ちにしております。

令和3年度入局 澤園

令和3年度入局の北川博之です。

私は鹿児島出身で、2010年に鹿児島県立鶴丸高等学校を卒業した後、2浪して鹿児島大学に入学、7年かけて2019年に卒業しました。
鹿児島医療センターで2年間初期臨床研修を行い、この度令和3年度より鹿児島大学整形外科に入局しました。

学生時代から外科系の診療科に興味はありましたが、整形外科の道に進むことはあまり考えておりませんでした。
整形外科のポリクリでは、手術実習で手洗いをした後に5分で不潔になり術野から出された事しか覚えておりません。
研修先の鹿児島医療センターも整形外科がない病院で、初めて整形外科に携わったのは研修2年目の夏、へき地医療の研修でお世話になった地方病院でした。そこで印象的だったのが老若男女、多岐にわたる症状の患者さんが数多くいる中、医師がその多くに感謝されていた事です。
整形外科では、生命に直結するような疾患を多く取り扱っているわけではないかもしれませんが、患者さんの機能を再建しADLを向上させるような前向きな医療を数多く提供することができます。
そんな人と人との繋がりの強さも整形外科の魅力の1つだと思います。

そんなわけで、整形外科に興味がなかった私でも周囲の先輩方の支えで日々充実した毎日を過ごすことができております。まだ進路に迷っている後輩の皆様方、今の視野に囚われず自分の可能性を追求することが後悔のない進路決定につながると思います。ぜひ気軽に、整形外科で研修してみてください。皆様と一緒に働ける日を楽しみにしております。

令和3年度入局 北川博之

こんにちは、令和3年度入局の甲斐勇樹です。

私は川崎医科大学を卒業後、福岡の聖マリア病院で2年間の初期研修を経て鹿児島大学整形外科へ入局しました。

整形外科医である父や兄の影響で私も整形外科医を志しましたが、実際に整形外科医になってみると、やはりその選択は間違っていなかったと思います。整形外科は外傷、脊椎、関節、腫瘍など分野は多彩であり、その範囲は全身に及びます。また一つ一つの分野が非常に奥深いため、最高にやりがいがあり、必ず自分の興味のある分野が見つかると思います。私自身、駆け出しであり、わからないことだらけですが、一つずつできることが増えていく喜びを実感し、日々診療に励んでいます。また鹿児島大学整形外科の先生方は、優しく情熱をもって指導してくださるため、若手にとって働きやすい環境が揃っています。一人でも多くの後輩と、鹿児島で共に仕事ができる日を楽しみにしています。

令和3年度入局 甲斐勇樹


令和2年度入局

鹿児島大学を卒業後、3次救急施設の鹿児島市立病院で初期研修を行いました。

そこで多くの多発外傷を経験させていただく中で、救命できた患者さんが最後まで悩むのが整形外傷での障害が多く、
Preventable Trauma Disabilityに対して積極的に介入したいと思うようになり整形外科に関心を抱くようになりました。

初期研修終了後は全身管理を学びたく鹿児島市立病院の救急救命センターの専攻医として勤務し、
救急専門医と整形外科のダブルボードを目指しています。
将来的には整形外傷外科医として重度四肢外傷・骨盤骨折などに携わっていければと考えています。

みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています

令和2年度入局 安武

初めまして令和2年度入局の吉留寛人です。私は鹿児島出身で父親が整形外科だったので小さなころから自分も鹿児島で整形外科になるものだと思っていて、実際なにも迷うことなく整形外科医になりました。

大学は久留米大学を卒業し、初期臨床研修を鹿児島に戻って今給黎総合病院で2年間過ごしたのち、鹿児島大学病院整形外科に入局しました。入局後は菊野病院、大学病院の後、現在米盛病院に勤務しています。鹿児島大学出身者ではなかったので不安もありましたが、意外と他大からの入局者が多く、何の心配もいりませんでした。

整形外科になってまだ1年ほどですが、骨折の整復がピタリとあったり、歩けなかった患者さんが歩いて退院したり、経過とともに仮骨ができるレントゲン画像には言葉にできない充実感があります。

まだまだ未熟で至らないところが多いですが自分にできることを精一杯やって、これからも患者さんに寄り添える医療を目指していきたいと思います。

令和2年度入局 吉留

私は、平成30年に福岡大学を卒業後、初期研修として鹿児島へ帰郷し、鹿児島市立病院での研修を選択いたしました。そこで整形外科をローテートし、主に外傷の手術に触れ、手術の楽しさを感じ興味を持ちはじめました。元々男性の医師が多い科でもあり、少し入局することに躊躇してしまうこともありましたが、数は少ないながらも男性医師に負けないほどのパワフルさで執刀されている女性の先生方の姿を間近でみて、憧れを抱き入局を決めさせていただきました。

入局後は鹿児島大学、鹿児島市立病院で半年間、そして現在は4月より菊野病院で勤務しており、学ぶべき分野の多さに圧倒されながらも、先生方にご指導・ご鞭撻いただき充実した毎日を過ごさせていただいております。

手術も入局してから様々な症例を経験させていただき、自分で執刀した患者さまが少しずつ良くなっていき再び日常生活を送れるようになる姿を見届けることはやりがいにも繋がっています。また、女性であることで特に同性の患者さまから診察時の安心感に繋がったなどのご意見もいただき、男性医師とは違った観点での需要もあるかと思われます。

この先進路を決めていく中で色々と悩むこともあると思いますが、どの科を選択してもやりがいを持ってできるかが重要だと思います。そういった意味では、全身の機能や構造を理解し、手術や投薬、リハビリなど多岐のアプローチによって介入できる当科は魅力的ではないでしょうか。

まだ鹿児島での女性整形外科医は多くはありませんが、今年も一人女性入局者が入ってくれたことがとても嬉しく、今後更に一緒に切磋琢磨しあえる仲間が増えてくれることを心待ちにしています。ぜひ一緒に頑張りましょう。

令和2年度入局 山田

令和2年度入局の桑畑 健太郎です。

自分は平成26年に鹿児島大学を卒業した後、他地域の様子も知りたいと考え、初期研修は関東の病院を選択。その後も同様に関東の医療機関で整形外科の後期研修を積んできました。日々の診療を介して地域の老若男女様々な人々の『生きるための動き』を支える科―すなわち整形外科を志すことに迷いのなかった自分ですが、いずれは郷里で力を尽くすことが常に頭にありました。卒後年次の進んでいた自分が、再び帰鹿し今こうして郷土の先生方と並んで研鑽を積めていることは、多様性を重んじる当医局の懐の広さを表すエピソードの一つです。

鹿児島大学整形外科医局の関連病院は、地方の整形医療において中核であることが多いです。整形外科分野に関しては、断らない医療は(ほぼ)当たり前、地域の方々を外ならぬ自分たちがまず受け止めるという心づもりで、外傷からスポーツ障害まで幅広く対応することになります。自分の初回赴任地である恒心会おぐら病院は正にそのような医療機関であり、大隅半島のあらゆる整形疾患に対して、先輩の先生方やリハビリスタッフの皆さんと戦っていく場所、そして地域に暮らす患者さんと、暮らしの中の動きを通じて悩み、喜び、悲しむことができる場所でした。整形外科医療の前線では手術件数に困ることはありません。自分自身修行中の身ではありますが、有り余る患者さんの悩みを聞き、応えようとする意志を持てば、当医局はそれを支え、前に進めてくれる場所であると確信します。

令和2年度入局 桑畑 健太郎

令和2年入局の脇丸祐です。
平成30年に愛知医科大学を卒業し、鹿児島市立病院で2年間の初期臨床研修を行いました。元々整形外科に興味があり、学生時代の実習や初期臨床研修で整形外科を回り、改めて魅力を感じ入局することを決めました。
入局1年目は、霧島市立医師会医療センター、大学病院に勤務し、2年目の現在は出水郡医師会広域医療センターに勤務しております。
手術や外来、救急当番など分からないことだらけで不安なことがたくさんありますが、周りの先輩方のサポートのおかげで充実した日々を過ごしています。
入局1年目から執刀の機会もたくさんあると思います。自分が執刀した患者さんが元気になって帰る姿はとても励みになり、やりがいを感じます。

整形外科に少しでも興味がある、友達が整形を回るから一緒に、どんな理由でもいいので、ぜひ一度見学や研修にきてください。
一緒に働く仲間が増えることを楽しみにしています。

令和2年度入局 脇丸 祐

私は平成29年に鹿児島大学を卒業し,平成31年に鹿児島大学リハビリテーション科に入局しました.“より良く生きる”というリハ科のスローガンで働いていく中で,運動器疾患により興味を持ち,整形外科医局に相談し,令和2年より鹿児島大学整形外科プログラムにて研修させていただいています.

学生・研修医期間は,外科系は全く考えておらず,1時間立ち続けるのもキツイと思うような輩でしたが,今では外傷疾患を中心に楽しく勤務しております.

整形外科は外傷から手術を経験し,その後のサブスペシャリティも豊富で様々な働き方がありおススメです.

また私は地域枠医師ですが,鹿児島大学整形外科の地域枠研修先病院はバラエティが豊富であり,医局も地域枠医師に理解があり大変良い環境です.

整形に興味があるけど,なかなか踏み出せない医学生・研修医のみなさん,興味があるなら思い切って飛び込みましょう!!何とかなります!

多くの後輩と一緒に働ける日々を心待ちにしています.

令和2年4月~専攻医 上園

令和2年度入局の堂込雅貴と申します。

私は平成30年に鹿児島大学を卒業し、鹿児島医療センターで2年間の初期研修を経て鹿児島大学整形外科に入局となりました。学生時代から整形外科に進むことは一切考えておりませんでしたが、初期研修で整形外科を回った際に興味をもち入局を決めました。
整形外科の魅力はADLの改善にあると思います。骨折で運ばれてきた方に手術を行い、術後リハビリを経て歩いて退院していく姿をみることができるなど、機能改善が目に見えて分かるというのが一番の魅力であると思います。また早い時期から執刀医になれる点も魅力のひとつだと思います。急に執刀医となることに不安を感じる方もいるかもしれませんが、上級医の先生方が丁寧に指導してくださるので心配ありません。
専門として進む科に迷っている方は是非一度整形外科で研修してみてください。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしております。

令和2年度入局 堂込雅貴

令和2年度入局の岩崎大志と申します。
私は平成30年に鹿児島大学を卒業後、鹿児島市立病院で2年間初期研修を行い、鹿児島大学整形外科に入局しました。
学生時代のころから、スポーツ医療って面白そうだなと漠然と整形外科に興味を持っておりましたが、市立病院で整形外科を研修させていただいた際に、外傷など様々な症例を経験していく中で手術の楽しさを実感し、入局を決心しました。
入局1年目はおぐら病院、米盛病院で勤務を行い、現在は鹿児島大学で勤務を行っております。実際に勤務していく中で感じたことは、整形外科は非常に働き甲斐があるということです。大腿骨頚部骨折で動けなくなった患者様が、手術を行い、リハビリをしながら経過をみていた際に、「先生ここまで歩けるようになりました。」と嬉しそうに話す姿をみて、整形外科に入って本当によかったなと強く実感したことを覚えています。その他にも整形外科には手術をしてリハビリを行うことで目に見えてADLが改善する症例も数多く、本当にやりがいのある科だと思います。入局1年目から執刀する機会もあり、わからないことも多く不安になることもあると思いますが、先輩方が必ずサポートしてくださるので安心してください。
整形外科の面白さは、座学だけではなかなか伝わらず、実際に手術を行い、経過を見ていく中で楽しさを実感すると思うので、少しでも興味がある方はぜひ整形外科を研修してみてください。皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています。

令和2年度入局 岩崎大志

こんにちは。令和2年度入局の大西です。
久留米大学を卒業後、熊本県の人吉医療センターで初期研修を行い、地元である鹿児島に戻ってきました。元々バドミントンをしていてスポーツや外傷に興味があったことから整形外科への入局を決めました。
整形外科の良さ、他の外科系と異なるところは若手のうちから執刀経験を積めること、命に関わる手術は少なく歩行能力といったADLに関わる手術が多いことだと思います。
また、鹿児島大学整形外科には人の良い先輩方がたくさんいらっしゃり、いろいろなことを相談しやすい環境が整っています。島などの地方の関連病院に行っても心配することはありません。
これは僕個人の体験ではありますが、学生、初期研修を福岡県、熊本県と他県で過ごしており、入局に関しても鹿児島ではなく、他県の大学病院への入局という選択肢がありました。鹿児島は地方だし、九州内での都市部の方が症例も多く、専門分野を選ぶにしても有利なのではないかと考えたことが理由でしたが、入局してみると大学病院では脊椎・腫瘍・関節とグループが別れており、専門分野の選択肢も充実していることが分かりました。また関連病院は2-4人体制の病院が多く、若手のうちから多くの症例を経験できる体制が整っていて、現在楽しく整形外科生活を送れています。
これを読んでいる学生、研修医の方々は整形外科に興味のある方だと思います。ぜひ整形外科で一緒に楽しく仕事をしましょう。

令和2年度入局 大西

令和2年度入局の町田透です。
平成30年に鹿児島大学を卒業し、鹿児島医療センターで初期研修を行いました。
入局のきっかけは、学生時代からお世話になっている先輩に誘われ、整形外科を研修したことです。外来診療や実際に手術を経験させていただき、整形外科の楽しさに気づいて整形外科医になると決めました。
入局後は鹿児島大学半年間、たくさんの先生方にご指導いただきながら、整形外科の基礎を学ばせていただきました。様々な疾患を勉強でき、とても充実した半年間を送ることができました。
半年の大学での勤務を終えてから現在まで、おぐら病院で働いています。多くの先輩やスタッフに支えられながら多くの症例を経験しているところです。
整形外科の魅力は、若手の時から執刀の機会が多いこと、患者さんのADLを改善できるところだと思います。
実際に取り組んでみないと味わえない充実感を感じることができます。
整形外科に少しでも興味のある方は、是非研修に来てください。
一緒に働けるのを楽しみに待っています。

令和2年度入局 町田透

鹿児島大学病院整形外科医局に令和2年入局致しました、藤善大成と申します。

平成30年に鹿児島大学を卒業し、同大学病院にて2年間の初期研修後に入局となりました。学生時代から部活のラグビーでは自分やチームメイトの怪我が常に付きまとい、自分や周りが整形外科にお世話になっていく上でこの領域に興味を持つようになりました。

入局後は大学病院と霧島医師会立医療センターで半年間、現在は曽於医師会立病院にて魅力と精力溢れる先生方に御指導御鞭撻の程を賜りながら研鑚の日々を送っております。

どの診療科でもそうはありますが、痛みや歩行困難といったADLに直結した問題を切れ味よく解決できる診療科として、特に私達整形外科は患者さんの満足度の高い診療科です。外傷を中心に、先輩方のサポートを受けながら1年目から執刀する機会もあります。何より鹿児島県下の関連病院において、どの病院でも先輩方と共に働き、遜色ない経験を積むことができることも整形外科の強みです。幅広い専門領域を有することもあり、人生を懸けて自己研鑽を積むことができる—そんな奥深さが整形外科にはきっとあると思えるはずです。自分が学びたい領域があり、学ぶ意欲と症例、患者さんの希望があれば第一線で活躍する先生方が駆け付けて下さり熱い指導を受けられる、熱意溢れる診療科だ— 1年でこのように私は感じています。

そして先輩方や同期を含め、様々なルーツの整形外科医がいます。他県から鹿児島大学を経て残って下さった先生や他県大学から戻ってこられた先生、他大学の医局の先生まで —他大学、他県の病院で初期研修をされている先生方で帰鹿して働くことに一抹の不安がある先生方でもスムーズに馴染むことができるのではないでしょうか。

このページをご覧になられているということは、整形外科や鹿児島で働くことに少なからず興味がおありだと考えます。先ずは整形外科をローテートしてみて下さい。あわよくば鹿児島の整形外科を体感してみて下さい。そして一緒に働く機会が来ることを心よりお待ちしております。