鹿児島大学整形外科学教室DEPARTMENT OF ORTHOPAEDIC SURGERY
KAGOSHIMA UNIVERSITY

当教室からのお知らせ

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第102回 西日本脊椎研究会 参加報告

第102回 西日本脊椎研究会 参加報告
川内市医師会立市民病院 上園忍
この度、2026年6月5日にTKPガーデンシティ博多で開催された第102回西日本脊椎研究会に参加してまいりました。
今回の主題は「脊柱靭帯骨化症の診断と治療」であり、日常診療でも判断に悩むことの多い疾患について、多くの発表と活発な議論が行われました。私自身も「胸椎後縦靭帯骨化症に対する術後創部感染予防としての陰圧閉鎖療法の有効性の検討」という演題で発表する機会をいただきました。
特別講演では、東京科学大学の吉井俊貴先生より「頚椎後縦靭帯骨化症の研究と治療 UP to DATE」というテーマでご講演いただきました。吉井先生はOPLL治療・研究の第一線でご活躍されている先生であり、最新の知見を含め大変勉強になる内容でした。
講演の中で特に印象に残ったのは、OPLLに関する重要な研究として、鹿児島大学の先輩方の論文が複数回引用されていたことです。これまで「鹿児島大学といえばOPLL」という話は耳にしていましたが、実際に第一線の先生の講演の中でその研究成果が紹介されているのを拝見し、鹿児島大学がこれまで築いてきた歴史と実績を改めて実感しました。
今回の研究会を通して、日常診療のレベルを上げていくことはもちろんですが、日々の臨床の中で生じた疑問をそのままにせず、リサーチクエスチョンとして形にしていくことの大切さを改めて感じました。マンパワーや時間、体力には限りがありますが、環境を言い訳にせず、自分なりの軸を持って臨床と研究に向き合っていきたいと思います。
今回得た学びを、今後の日常診療および研究活動に活かしてまいります。