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学位取得報告(川上先生)
画期的な癌治療効果をもたらす免疫遺伝子を搭載した制限増殖型アデノウイルスの開発
2014年4月より、小戝健一郎教授のもとで遺伝子治療・再生医学分野における新規遺伝子治療の開発に取り組んでまいりました。永野先生、神囿先生、堀川先生のご指導を受けつつ、アデノウイルスベクターを用いた革新的ながん治療薬の実現を目指して研究を進めております。
一時期、大学院を休学し、曽於医師会立病院、鹿児島県立大島病院、川内市医師会立市民病院にて臨床業務に従事しておりましたが、2020年4月1日より大学院に復学し、以降、論文投稿に向けた準備を進めてまいりました。そして2024年7月、学位論文が Translational Research(インパクトファクター7.2)に掲載され、学位審査も無事に終了いたしました。ようやく長かった大学院生活に一区切りが見えつつあります。
この大学院での研究を通じて、基礎研究の意義や論文執筆の重要性など、非常に多くのことを学ばせていただきました。今後も基礎研究への関心は持ち続けていきたいと考えておりますが、臨床の多忙さから腰を据えて取り組むことは難しいのが現状です。そのため、今後は臨床研究に注力し、多くの成果を論文として発表できるよう努めてまいります。
これまでご指導賜りました先生方には、心より深く感謝申し上げます。今後とも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
Reference
Kawakami H, Ijichi N, Obama Y, Matsuda E, Mitsui K, Nishikawaji Y, et al. An optimal promoter regulating cytokine transgene expression is crucial for safe and effective oncolytic virus immunotherapy. Transl Res. 2024 Jul 3;273:32-45. Epub 20240703.
川上 広高
2014年4月より、小戝健一郎教授のもとで遺伝子治療・再生医学分野における新規遺伝子治療の開発に取り組んでまいりました。永野先生、神囿先生、堀川先生のご指導を受けつつ、アデノウイルスベクターを用いた革新的ながん治療薬の実現を目指して研究を進めております。
一時期、大学院を休学し、曽於医師会立病院、鹿児島県立大島病院、川内市医師会立市民病院にて臨床業務に従事しておりましたが、2020年4月1日より大学院に復学し、以降、論文投稿に向けた準備を進めてまいりました。そして2024年7月、学位論文が Translational Research(インパクトファクター7.2)に掲載され、学位審査も無事に終了いたしました。ようやく長かった大学院生活に一区切りが見えつつあります。
この大学院での研究を通じて、基礎研究の意義や論文執筆の重要性など、非常に多くのことを学ばせていただきました。今後も基礎研究への関心は持ち続けていきたいと考えておりますが、臨床の多忙さから腰を据えて取り組むことは難しいのが現状です。そのため、今後は臨床研究に注力し、多くの成果を論文として発表できるよう努めてまいります。
これまでご指導賜りました先生方には、心より深く感謝申し上げます。今後とも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
Reference
Kawakami H, Ijichi N, Obama Y, Matsuda E, Mitsui K, Nishikawaji Y, et al. An optimal promoter regulating cytokine transgene expression is crucial for safe and effective oncolytic virus immunotherapy. Transl Res. 2024 Jul 3;273:32-45. Epub 20240703.